【最終章】地球の色:スリランカ産エシカル・ブルーサファイアを求めて④

【最終章】地球の色:スリランカ産エシカル・ブルーサファイアを求めて④

スリランカ産エシカル・サファイアの旅も終盤となりました。今回は、意外と知られていない、日本とスリランカの関係もご紹介いたします。
真に美しいジュエリー
私たちが採掘場を後にする時は、
車が見えなくなるまで皆が手を振ってくれます。

「素敵なジュエリーを作ってね。ありがとう。また来てね!」

笑顔で原石と私たちを見送ってくれる彼ら。

そして、工房では楽しく研磨をしている若手の職人たち。
こうして、何十億年という途方もない年月をかけて創造された原石は、緑あふれる自然の中で採掘され、彼らの手によって宝石として命が吹き込まれます。
そして、EARTHRISEに宝石が届けられる過程で、
現場で働く人々が安定した生活や、
仕事に対するやりがいや誇り、
たくさんの笑顔、
そして温かい心と想いが育まれています。

そのような宝石をジュエリーに仕立てることで、
ジュエリーはより美しく輝き、
身に着けている人はより一層輝いて見えるように感じます。
ただ美しいだけではなく、
たくさんの美しい想いがこめられているからこそ、
真に美しい輝きを放つのかもしれません。

採掘場を訪れた日、
美しい夕陽を見ました。
そのふもとでは、ちょうどこの夕陽の欠片のようなパープルサファイアの原石が採掘されました。

美しい空と、
大地から採れた宝石に、
たくさんの人の想いが巡っているような…、
色鮮やかで美しい夕陽でした。

日本人に知っておいてほしい、日本とスリランカとの関係
「憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む」

日本とスリランカは、
1952年に国交を樹立してから、
貿易、建築や道路設備、
商業開発への技術提供を
中心に良好な関係を築いてきました。

2012年には、
国交60周年という大きな節目を迎え、
多摩動物公園(東京都日野市)に
スリランカの象2頭が寄贈され、
マヒンダ・ラージャパクサ大統領と、
高円宮承子さまをお招きし、
記念式典が開かれたことは記憶に新しいですね。

東日本大震災の時には、
100万ドルの義援金と紅茶が送られています。

さて、意外と知られていない、
日本とスリランカとの関係。

ぜひ日本人に知っておいてほしいことがあります。それは、今日の日本があるのは、スリランカの元大統領であり、当時大蔵大臣であったジャヤワルダナ氏(1906-1996)のお陰かもしれないということです。

日本は第二次世界大戦に敗戦し、
アメリカの支配下となりました。

終戦から6年後の1951年9月、
サンフランシスコ対日講話会議にセイロン(スリランカの旧称)代表として参加したジャヤワルダナ大蔵大臣(当時)は、ソ連の日本に対する制約案に真っ向から反対し、

「憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む」

と仏陀の言葉を引用し、

「日本は真に独立した国でなければならない」

と、講和会議参加国に寛容の精神を求めました。

スリランカは第二次世界大戦中、
イギリスの植民地として日本軍の
爆撃を受けていたにも関わらず、
損害賠償請求権を放棄したのです。

その後、サンフランシスコ講和条約
(第二次世界大戦におけるアメリカ
合衆国をはじめとする連合国諸国と
日本国との平和条約)が締結され、
日本は独立国として再スタート。

もしあの時、ジャヤワルダナ氏の発言がなかったら、今の日本は存在していなかったのかもしれません。

歴史の裏側で、心温まる素晴らしいエピソードがあったのです。
微力ではありますが、EARTHRISEもジュエリーを通じて日本とスリランカの懸け橋となれるよう精進して参ります。

青い地球の色。
エシカル・ブルーサファイア。
今回ご紹介した、弊社代表兼チーフジュエリーデザイナー小幡によるエシカル・コラムは、ジュエリー雑誌【Jewelit No.10】にて詳しくご紹介しております。

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■ワークチュールヨシダ
http://www.jewelit.info/

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9月の誕生石、サファイアは、ご婚約指輪としても一定の人気があります。
ダイヤモンドに次ぐ硬度を持ち、ヨーロッパでは今も婚約の品として選ばれてる宝石でもあります。サムシングブルー(Something Blue)は永遠の幸せをつかむためのヨーロッパに伝わるおまじないサムシングフォー(Something Four)のひとつ。

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