【ご愛犬のメモリアルジュエリー】結婚指輪をリメイク

「天国にいっても、一緒に過ごした時間に感謝したい」。

大切なご家族を亡くした悲しみを乗り越えるため、
グリーフケアのためのジュエリーとして、
ご遺骨の一部を身近に置いておく【手元供養】の
ジュエリーのご相談をいただく機会が増えてまいりました。

かけがえのないご愛犬への想いのこもったジュエリー。
お客様から掲載のご許可をいただきましたので、
皆様とシェアをさせていただければと思います。

今回S様より、「愛犬のメモリアルジュエリーを作りたい」とのご相談をお受けいたしました。

詳しくお話を伺いましたところ、
インターネットでメモリアルジュエリーを
ずっと探されていたそうですが、

・オンラインショップで完結してしまう
・アフターケアがどうなっているのかがわからない
・どのようなデザインがあるかがわからない

との経緯から、
EARTHIRSEへお越しになりました。

デザインについて

デザインは決まっていなかったものの、
S様には「ずっと目に入るから、リングがいい」
とのご希望がございました。

最終的に、
「結婚指輪を、メモリアルリングにリメイクをしたい」
とお決めになられ、お手持ちの結婚指輪で
メモリアルリングを制作させていただくことになりました。

EARTHRISEのメモリアルリングは、
リングの内側に特殊な形の溝を掘り、
そこにご遺骨と特殊なジェルを入れて硬化処理をいたします。

お客様のご要望をお伺いしつつ、
蓋をするか、しないかのメリット・デメリットを
それぞれご案内いたしました。

●蓋をする場合

蓋をするメリット

劣化を防げる：
指輪に何かしらの水分（体液・手汗）や、石鹸、アルコール・除菌ジェルがついたりしても、ご遺骨を硬化した特殊ジェルの劣化を気にしなくて良いというメリットがございます。蓋をすることで、硬化したジェルが直接肌に触れないため、水分がリングの内側に入らない＝硬化したジェルの劣化を防ぐことが出来ます。

メンテナンス費用が不要：
特殊ジェルが劣化しますと、メンテナンスが必要になります。蓋をすることで、メンテナンス費用が不要になります。

蓋をするデメリット

ご遺骨を直接見られない：
リングをはずして、ご愛犬のご遺骨をみることが出来ません。

蓋代がかかる：
蓋をするための費用がかかります。

※現在、特殊ジェルでのサービスは承っておりません。

また、アフターケアやご遺骨をどのように加工をするのかを気になされていたので、その点もしっかりとご説明いたしました。

●よくいただくご質問（メモリアルジュエリー：アフターケア）

Q：「サイズ直しは出来ますか？」
A：「はい。可能でございます。」（※お持ち込みいただいたリングのデザインによっては、難しい場合もございます。）

大切なご遺骨の加工過程については、職人がご遺骨をお納めする際のお写真を、お送りする旨をご提案いたしました。

これらの点を丁寧にご案内しましたところ、メンテナンス不要の蓋があるタイプをお選びになりました。

蓋：
Pt950（プラチナ950）
日本産（ECO）

お持ち込みのリングに、
ご希望通りのメモリアルリングのリメイクを行い、刻印をお入れいたしました。

↓こちらは、ご遺骨をお納めする様子の写真です。
細心の注意を払い、熟練職人がご遺骨をリングの内側へお納めしております。

ご遺骨は丁寧にパウダー状にし、
特殊なジェルで硬化処理をし、
リングの内側にお納めいたしました。

また、ご遺骨の場所がわかるように、
無限を表す∞（インフィティ）マークの刻印と、ご愛犬のお名前を刻印いたしました。

納品時、「わからないところを詳しく教えてくれたことが、EARTHRISEでのオーダーのきっかけだった。まさか、結婚指輪をリメイクできるとは思ってもいなかった。」と仰り、とても喜んでいただきました。

お客様にとって、
思い入れのある大切な結婚指輪で、
メモリアルジュエリーができたことも
嬉しかったご様子でした。

`お客様の声`

S様より、有り難いお言葉を頂戴いたしましたので掲載させていただきます。

持ち込みのリングに遺灰を入れられるということでEARTHRISEに決めました。細かく情報（ネットショップのメリット・デメリットetc…）も教えてくれる信頼できる代表さん♡

∞マークや愛犬の名前も入れていただき、納期よりも早く“ピカピカ”の新品のような姿にしてくださった職人さん。とっても嬉しかったです。
スタッフの皆様ありがとうございました！（工程の写真も感動！）

＝代表・デザイナー小幡星子より＝

「指輪を身につけるたびに、愛犬がここにいるんだと思えることが嬉しい。」と仰っていたS様。

大好きだったご愛犬が虹の橋を渡ってしまって、さびしい思いもあったかと存じます。
現在は、新しいご愛犬を家族として再び迎え入れられたとのこと。ご家族皆さまと、新たな思い出をたくさん作っていただけたら幸いでございます。

末筆ながら、ご愛犬の心からご冥福をお祈りいたします。

そして、これからのS様の人生を刻まれる時間が、素晴らしいものでありますように。