音楽家カップルの婚約指輪【百合 yuri no hana】

今回オーダーをくださったカップルは、欧州を拠点にご活動なされている音楽家の方々です。

お二方とも世界各地でクラシック音楽の演奏をされていることもあり、音楽を通して世界の様々な景色をご覧になられて感じてきたこと、また、以前ご友人方から「エシカル」という考え方を聞いたことがあり、エシカルという考え方に大変共感を持たれていらっしゃるカップルでした。

ご婚約にあたり、生涯身につけるジュエリーを選ぶ基準は、エシカルジュエリーであること。
ジュエリーを身につける人だけではなく、生産者の幸せも重要であると考え、EARTHRISEの理念に共感してお越しくださいました。

デザインについて

デザインを選ぶ際は終始微笑みが絶えず、温かい雰囲気の中でのお打ち合わせでした。

様々なデザインの中から、最終的にご決定なされたデザインは「百合」となりました。

▼婚約指輪【百合の花 yuri no hana】の紹介ページ
https://earthrise-j.com/bridal/engagement-ring/yuri-no-hana

金性はシャンパンゴールドと悩みましたが、肌のトーンや雰囲気からPt950h（ハードプラチナ950）をお選びになりました。

ハードプラチナ950（Pt950h）

国内のプラチナ製品は、Pt900（プラチナ90%）が主流ですが、プラチナの純白の色と輝きを最大限に引き出すために、95％という高純度のプラチナを使用。残り5%に独自の素材を配合することで、通常のプラチナの約1.5〜2倍程度の硬度を持つEARTHRISEオリジナルの「ハードプラチナ」が完成しました。ハードプラチナ950は制作が難しく、熟練の技が必要とされます。プラチナは、変色変質することのない安定した素材として婚約指輪・結婚指輪・ハイジュエリーに人気の素材です。（国産）

ダイヤモンド

ダイヤモンドは、オーストラリア産のエシカルダイヤモンド。研磨のトレーサビリティも取れております。婚約指輪に使用するE/Fカラー＆VSクラスの高品質なダイヤモンドは、生涯を通じてお手元を彩ります。

お二方のお名前を漢字で刻印いたしました。漢字には親御さんの想いが込められていることが多いため、漢字を刻印されるのも粋ですね。最新鋭のレーザー刻印機を使用しているため、画数の多い漢字も綺麗に刻印されます。

いつものように、透き通るような美しい仕上がり。百合の花が水面にそっと横たわっているように撮れた一枚です。

お客様の声

窪田　翔　様　＆　小倉　美春　様

この度は素敵な指輪をつくっていただきありがとうございました。いつつけても心地よいフィット感で、見るたびに幸せな気持ちになります。
指輪の製作に込める思いが伝わってきて　ひとつのリング以上の重みを感じます。
妻が嬉しそうなことが何よりです。

＝代表・デザイナー小幡星子より＝

窪田様　＆　小倉様、
この度はオーダーを賜りまして、誠にありがとうございました。

また、コロナ禍での国をまたいでのお付き合い、ロシアのこと、ヨーロッパのエコに関する事柄から現地での出来事、また、音楽家の方々のライフスタイルなど、大変興味深いお話をたくさんお伺いし、楽しいお時間をシェアしてくださり誠にありがとうございました。

コロナ禍で楽団によっては楽団員の方々の生活が大変であるというニュースを拝見していました。お二方はとても明るく前向きな考え方の持ち主で、コロナ禍になったおかげで逆に落ち着いた生活を送れていたそうです。コロナ前は世界各国を飛び回り、旅人のような生活を送っていたため、ゆっくりするのも久しぶりであったご様子。

最近はコロナが落ち着いてきたため、各国でオーケストラのコンサートが再開されています。また世界各国を巡り、素晴らしい音楽を通して、人々へ感動を届けられることを想像し、私ごとのように大変嬉しく存じました。

EARTHRISEには他にも音楽家のお客様方がいらっしゃいますが、皆様おっしゃるのは、音楽の世界には国境も肌の色も言葉もなく、観客を含め、皆が心で通じ合えるということ。本当に素晴らしいことですね。

いつの日かお二方の生演奏を拝聴できることを心待ちにしております。

納品の際は、窪田様はフィンランドにいらっしゃったため、小倉様のみご来店なされました。婚約指輪を指に通し、そのまま窪田様のご両親にお会いにお出かけなされました。とても嬉しそうにニコニコとされながら婚約指輪を身につけられていたことがとても印象に残っております。

翌年（今年）、お二方揃って日本に戻られた際にツーショットのお写真を撮らせていただきました。