こんにちは。
EARTHRISE代表・デザイナーの小幡星子です。

この旅がパキスタン起業のきっかけとなりました。
正直・・・、海外での起業第一弾がパキスタンになるとは
夢にも思っておりませんでした。
人生とは摩訶不思議ですね。

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roomsの展示会終了後、
休む間もなく
荷物をキャリーケースに詰め込んで
パキスタンへ。

9月14日から25日まで
パキスタンの複数の鉱山視察と、
現地の職人たちとお仕事でした。

日本からパキスタンへはいくつか行き方があります。

□パキスタン航空(PIA)
成田→北京→イスラマバード(乗換無)

□タイ国際航空
成田→バンコク→イスラマバード(乗換有)

など。

知人のパキスタン人の勧めもあり、
パキスタン航空(PIA)でイスラマバード入りすることに。

実は、乗るのを楽しみにしていたPIA♪

PIAは、普通の航空会社とは異なります。

PIAの情報自体が少ないので、
長文になりますが
こちらのブログに記載しておきます。

まず、PIAは遅延することで有名。
4時間以上の遅延もよくあるそうです。

当日は珍しくほぼ時間通りに運行していたため、
朝、成田空港へ向かう電車の遅延以外は順調(?)な滑り出し。

ギリギリ到着したチェックインカウンター。
ここから既に異国情緒あふれる光景が広がっていました。

アジア諸国へ行く時は良く見る光景ですが、
皆さん巨大な段ボールやキャリーケースを
いくつも抱え並んでいます。
加えて、
「サルワール・カミーズ」という
パキスタン伝統の服装を着て、
立派なひげを蓄えた男性がずらり。

機内に乗り込むと、
とっても濃ゆ〜い端麗なお顔立ちの
キャビンクルー達が笑顔で迎えてくれました。

あまりにも美男美女すぎて、ドキっとしてしまいました。

そう、パキスタンは美男美女が多いお国でもあります。

機内はパキスタン人と中国人(7割くらい?)が殆ど。
中国人は日本の観光帰り。
日本人は10人くらい(?)

離陸前は、噂で聞いていた「コーラン」が流れました。
PIAはパキスタンの国営航空会社。
イスラム教徒の国なだけあり、宗教色が濃く出ています。

離陸時に流れる機内アナウンスの最後にも
「インシャラー」という言葉が入ります。
「インシャラー」は、
「もしアラーが望まれれば」というコーランの一説の引用です。

飛行機が飛ぶかも、
飛行機が目的地に着くかも、
全てはアラーが望まれれば…
ということ。

望まれなかったら・・・どうなるの…?

なかなか他の航空会社では味わえない体験^^

パイロットは元空軍が多いそう。

なお、機内で女性はスカーフで髪を隠す…
必要はありませんでした。

本やネットには、
「女性はスカーフ着用」と書かれていることが多いです。
が、機内は関係ありませんでした。

今は機内全面禁煙のPIA。
座席は広めで快適。
個人モニターはありません。

パキスタン出張。PIAパキスタン航空の空の旅

写真は日本上空。

空と雲だけの、幻想的な風景。

いつ見ても感動します。

パキスタン出張。PIAパキスタン航空の機内食

定刻から30分遅れの14:30頃に成田を出発。
1時間程すると機内食が出ました。

中国料理かパキスタン料理のどちらかを選択出来ました。
もちろん、パキスタン料理!

お肉はスパイスが効いていて、
想像していたよりも美味しかったです。

ご飯はタイ米のような感じ。

デザートは、ちょっぴり不思議な味でした。

機内サービスは、
噂とは裏腹に、とても親切丁寧でした。

パキスタン出張。PIAパキスタン航空。北京上空

約3時間半程で中国上空。

パキスタン出張。PIAパキスタン航空。北京空港。

北京空港に近づくにつれて、
空気が黄色くなってゆきました。。

パキスタン出張。PIAパキスタン航空。北京空港の夕日。

空港到着後、機内で1時間ほど待機。
北京で殆どの中国人と、
わずかに搭乗していた日本人が降り、
機内には、成田からのパキスタン人達だけに。

しばらくすると、パキスタン行きの人々が搭乗してきました。
搭乗者の99%がパキスタン人、
1%が中国人、
日本人は見渡す限り、ゼロ。

知人のパキスタン人いわく、
「昔は、中国人がパキスタンに出稼ぎに来ていたけれど、
今はパキスタン人が中国に出稼ぎに行っているんだよ。
いつの間にか追い抜かれたみたい〜(笑)。」
とのこと。

そこ、焦らないところが
お国柄?マイペースです。

パキスタン出張。PIAパキスタン航空。北京上空。

無事に北京を離陸。

パキスタン出張。PIAパキスタン航空の機内食(夕食)

離陸から30分程で、機内食。
こちらでも中国料理かパキスタン料理を選択出来ました。
今回もパキスタン料理。

パスタはポソポソ。
今まで味わったことのないものでした。
申し訳なかったのですが、パスタは残しました。
お肉は美味しかったです。
ちょっと辛かったかな。

パキスタン出張。イスラマバードの夜景

イスラマバード上空。
機内から街の明かりを見て、静かに感動。
(写真をクリックすると明かりが見えます)

約6時間半のフライトを終え、イスラマバードへ到着。

現地では21:45頃。

ここからはストール着用。

入国審査では、
インド程ではないにしても
巻き舌の英語が多く、
何を質問されているか全く分からず。
何度も何度も質問を聞いてしまいました。笑

空港内の無料wifiも無事接続!

鉱山や滞在先では、
日本から持って行くルーターは
すべて圏外になると言われていたので、
無料wifiが頼みの綱でした。
ホッ。

本当は、パキスタン出発前に
空港での待ち合わせ場所を決めたかったのですが、
「No problem, Shokoさ〜ん!笑」
とメールで一言。
彼らの言う「No problem」は、
日本人にしてみれば「problem」だらけ。
不安をよそに、
「会えるのを楽しみにしているよ〜」
と、能天気なメールしか送られて来ませんでした。

もしwifiが繋がらなかったらどうしよう〜…
という私の不安は、、微塵も感じてもらえませんでした。笑

さっそくwifi経由で居場所を現地パートナーに聞くと、

「入口の外で待ってるから!」と言われ、
お電話を切られてしまいました。

どの入口!?と思ったのですが、
成田と違い、こじんまりとした空港。

「Shokoさ〜〜〜〜ん!ココ!ココ!」
と大声で呼ばれ、すぐに会えました。

…納得。

残念ながら、空港は撮影禁止。
出入り口にいる人々の活気をカメラに撮れず残念。

空港では、
「あいつは誰だ?」と言わんばかりに
ジロジロ見られました。
(パキスタン滞在中、この視線はずっと続きました^^;)

無事に車へ乗り込み、30分程でイスラマバードへ到着。
ホテルへ直行するのかと思いきや、
「SHOKOさ〜ん、
今回イスラマバード観光する暇ないから
代表的な場所だけ回ろう!」
と言われ、夜道をドライブ。

モスクや日本大使館周辺を車内から見学。
暗かったので撮影はしませんでしたが、
モスクが青白く浮かび上がっていて神秘的でした。

23時頃、ホテルにチェックイン。

パキスタン出張。イスラマバードのホテルへ

広〜いお部屋。
この旅の中で、唯一お湯のシャワーが出たホテルでした(笑)

▽国内線乗継ぎとホテルのこと。

今回、イスラマバード経由でスカルドゥへ行くプラン。
イスラマバードに到着するのは夜。
国内線乗継ぎの場合は、翌朝のフライトになります。
そのため、イスラマバードでは宿泊費がタダ!
ただし、空港のカウンターで申請をした人だけの特権らしいです。
(ホテルはいくつかある候補の中から決められます)
このシステムを知らない外国人が多いそうです。
ちなみに、乗り継ぎの場合は国内線もタダです。

シャワーを浴び、
人心地ついたところで
寝ようかな…と思ったら、
ホテルの外では、
野犬同士があちらこちらで喧嘩。
うなり声が響いていてちょっと怖かったです。

でも、一瞬で夢の世界へ。。。何だかんだ疲れていたようです。

つづく。